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アニメとマンガの感想をゆるっと書いてます。

【感想】魔女の怪画集 1巻 

こんばんは。もう2月も終わりですね〜。
今月は2月28日までしかないので、あっという間に感じてしまいます。

さて、今回はAmazonで面白い漫画ないかなーと探していた所、表紙のイラストに惹かれて試し読みをしたら面白くて衝動買いをしちゃいました!(*>∇<)ノ

魔女の怪画集 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

魔女の怪画集 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

jumpsq.shueisha.co.jp

あらすじ

児院の少女・アイシャには、自身の血を混ぜて描いた絵に奇跡が起こる不思議な力が宿っていた。
しかし、善意で描かれた絵は人間の欲望にまみれ、やがて人を害し「魔女の怪画」と呼ばれるように。
アイシャは自ら描いた一番の友人・ロキに、全ての絵を燃やすよう最期の願いを託す。
約束を背負った少年・ロキのはるかなる旅が始まる…!!

単行本の内容 ※ネタバレあり

個人的にグッときたのは、1話でアイシャが描いた絵のせいで妻も子供も死んでしまった男性が、アイシャを殺しにくる場面。

この場面でロキは実在せず、アイシャが描いた絵の友人だということが分かります。
声をかけることも、抱きしめることも、どんなに願ってもロキはアイシャの描いた友達でしかない故に、守ることができない。
大切に想っているのに、守りたいのに…それができないっていうのは辛いですよね。

あと、幼い頃のロキは悔しさを噛みしめて涙を流している表情の印象が強かったのですが、成長してからは眉をひそめる表情が多いです。あと無口で無表情。
多少驚いたような表情をすることもあるけれど、こんなにも感情表現が乏しくなったのはやっぱりアイシャが死んで109年という長い年月が経ってしまったからでしょうね…。

アイシャが描いた絵(怪画)は血をエネルギーにしていて、ロキも例外ではなさそう。(ロキの場合は血に触れると暴走してしまうのかな?)

ロキを狙う敵が現れたり、幼い頃のアイシャに瓜二つの人形が出てくるなど(ロキが触れると覚醒したよう)まだまだ分からないことだらけですが、2巻以降も買う予定です!

ちなみに、コミックのカバー裏には作中ではなかなか見ることのできないロキの貴重なイラストがありますので、是非そちらも見てみてください!